『漫画批評』は漫画好きの有志によって作られているミニコミ誌です。「ミニコミ」(mini+communication)とは「マスコミ」の対義語で、大量の読者に届ける術のない少量生産の情報産業を指します。つまり『漫画批評』は少量出版の超零細雑誌ということです。スタッフとして、主に1990年代後半にインターネットが普及しだした頃、
漫画の評論を行う個人サイトを運営していた人たちが集まって作っています。
* スタッフがかつて運営していた個人サイトは、いずれも現在では存在しません
母体となっている企業や団体はなく、個人の集まりですので、資金も潤沢ではありません。率直にいえば極めて乏しいため、
製作は全てボランティアです。
そのため、プロの漫画評論家やライターの方はまったく携わっていません。携わって頂きたくとも、お支払いする報酬を用意できないのです。
こんな超零細雑誌ですから、
せめて理念やポリシーだけはでっかく高邁に持っていこう!ということで、
いずれは漫画界のみならず、社会全体にメッセージを送れるような影響力を持つ
雑誌になれればいいな、と思っています。でも、まだできたばかりの現在では
とてもそんな大きなことは言えません。あ、言っちゃった。
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